Create Differences

元海外在住エンジニアブログ

リーダーの素養

引用: http://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action

TEDで面白い話を見たので自分の考えをいれつつ共有します。

リーダーとはなんなのか。

リーダーとは、自分の信じるものを共有し、他人に行動したくする人たちである。

アメリカでも日本でも、リーダーの定義は違えど、社会で常に求められています。 でも、実際にリーダーとして、人を率いている人はそこまで多くないと思いますし、 自分も、リーダーとしての素質がそなわっているかどうかはわかりません。

でも、このスピーチを聞いてかなり、納得できたかなと思います。

リーダーと普通の人との違い

普通の人と、リーダーでは、伝え方が大きく異なります。 このスピーチの中では、Appleキング牧師を例にとっていますが、 わかりやすい話だったので、そのまま書いていこうと思います。

人の考え方

人は 「なにをするか、どのようにするか、なぜするか」というように考えるとスピーカは言っています。 そもそも、脳はそのように考えると。

人はみんな、なにをするのかは誰でも知っています。 ある程度の人は、どのようにするのかを知っています。 でも、ほんのわずかの人しかなぜ、するのかを知りません。 なぜというのは、お金の為では、ありません。お金は常に結果でしかないからです。

リーダーは常に「なぜ」を常に知っています。 そして、常に「なぜ」から人に伝えます。

大事な伝え方

リーダーは、常に「なぜ」を第一に話すべきです。 人は、なにをどうやればいいかを教えてもらうだけでは行動しません。

でも、ほとんどの人は、それを真逆に実行しています。

「書類作っといてー。製品の資料みればだいたいわかるから!あとで会議で使うからさ」

まぁ、こんな感じです。ドラマとかに出てきそうなセリフです。 でも、人は、「なぜ」するのか、というのを常に求めています。

「次の会議で、うちの製品が凄いことを知らしめたいから、製品の資料見て書類作ってくれない?」

この2つのセリフでは、言ってることは全く同じなのに伝わり方が全然違います。

もし、この受け手も、うちの製品が凄いことを知らしめたいという信念に共感すれば、 この受け手は、仕事でなくとも、自分自身の信じてることの為に素晴らしい資料を作りそうです。

スピーチの中の例で言うと Appleの信念に共感したから、Appleのコンピュータを買うのです。 キング牧師の信念に共感したから、あのスピーチに参列したのです。

Appleは、自分たちのコンピュータの性能をあまり宣伝しません。 やはり、有名なCMも「Think Different」と言われていたように、 この信念に、共感した人たちが買うのです。

だから、コンピューター会社が音楽プレーヤーを作っても 携帯電話を作っても売れるんです。

キング牧師のスピーチも、どうやって世界を変えるかという始まり方は していません。 有名なフレーズの

"I Have a dream...."

ですよね。

だから、常に人を率いるには、何を目的としているか。 自分の信念はなにかを表明しておくことが大事だと思います。

21世紀を代表する会社をつくる

ちなみに、弊社のビジョンは、 21世紀を代表する会社をつくる ですが、これも「なぜ」であって、「なにをどうやって」とは違います。

だからこそ、みんなその信念に共感して入社して、本気で実現させようと頑張っている のかなと思います。

少しでも、人を率いて面白いものを作れるように邁進していきたいと思います。

あまり、上手く共有できていないかもしれませんが、 気になった方は是非動画を見てください。

では。